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専門リハビリテーション研究会 第15回学術大会 大会長

        学校法人セムイ学園 東海医療科学専門学校 林 満彦

 この度、専門リハビリテーション研究会第15回学術大会を担当させていただき、誠に光栄であるとともに、関係者皆様のご協力を賜り感謝申し上げます。

 

 さて、平成27年7月4日(土)及び5日(日)に静岡県伊東市にあります「伊東ホテル 聚楽」にて専門リハビリテーション研究会 第15回学術大会を開催する運びとなりました。

高齢化率が30%を超える現代社会において、一人でも多くの国民が住み慣れた地域において療養生活を送れるように、病院中心の医療から在宅を中心とした医療・福祉への転換が進んでおり、今後は在宅における医療を主軸としていかなければいけない時代になってきました。PT・OT・STの活躍の幅も拡がっていることがわかります。しかし、病院と在宅では役割や目的が違っていることも否めません。今後はその分野・専門性を高めることも必要になってくることは必須であります。

 

 そこで、今回の学術大会は「匠~専門職種を再考する」をテーマとさせていただき、リハビリテーション医療における専門性を掲げたいと思います。昨今のリハビリ医療を大別すると、中枢性・運動器・内部疾患・小児疾患などに分かれておりますが、現場で働いていると全ての疾患を目にすることはできないと思います。今回はそれぞれの専門職の方の演題を拝聴して頂き、自分の糧にして頂ければ幸いだと思います。現場で働いていると「困った…。どうしよう…。」と思うことも少なくないと思います。そういった、自分で壁と思えることは越えられると思います。越えられる人にしか壁と思うことはできないと思うからです。その為の努力は必要でありますが、自分の為、患者様の為に頑張って頂きたいと思います。

 

 最後に本学術大会が皆様の臨床、教育活動の一助となることを心から期待し、運営委員を代表してご挨拶とさせていただきます。

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